ダメージ&ダメージ。

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ダメージ&ダメージ。 足はますます動かぬ。カラダをはじめどうもリズムに乗っていない。
いい話、悪い話と両軸あるのか、人生。
その振れ幅がMAXにきている。幅があるほどくるね、何事も。
午前中、足の治療に。

昼一、事業の組み立て。先日までの上海でのとりまとめと方針。
9月中旬には上海からパートナーの皆々がやってくる。そしていざスタートへ。

間を見てコレクションを未来へ。
根津嘉一郎蒐集品と寄贈作品。それにしてもいい品はどうしてここまで集まるのか、集まったのか。
人柄、時の力、財力、いや授かりものであり預かりもの。
それにしてもあるものだ。華厳経巻第四十六(二月堂焼経)。
金を含む銀字があざやかにしっとりと輝く。
二月堂の火災時に焼け、持ち出されたその焼跡は妙に華厳経の教えの厳しさを可憐にするどく放つ。
焼けた場が発する気は大きい。応挙の藤花図屏風は、花の一咲きが、立体的に浮かび上がる。
のびやかにいきいきとした技。ライティングがいい。
ろうそくの下では、もっと趣があるだろう。その気配がある。
白衣観音図。静でありこのしなやかな軽やかな安らぎを与えてくれる。
色絵荒磯文鉢。いい仕事、見事である。風格と気品、好き嫌いを通り越えて名品。
蒔絵の数々が見事。福島静子氏の寄贈品。小品から家具まで、その技と魂が生きている。
仕事とはこういうことだと見せつける。
一品一品を味わい深く、依頼人とつくり手の間合いも創造するとユニーク。
仁清の中でも名品であろう武蔵野茶碗。割れた金ツギが痛々しい景色をつくる。
気品の中に割り込むキズが、風情とは何かを暗示させる。いい。実にいい。
石斧。紀元前35-22Cというこの幅もよくわからんが、イマにすれば宇宙からの宝物。極美。
よくぞこれだけのコレクションを、そして守り抜いたか。
イマ使えぬことはちょっとさみしいが、あちこちへとバラバラとなっていかなかったこと。
どこか命がけの意を感じる。賭けるしかないね、自身も人生一回なのだから。
今一度勇気を。

夕方は大先輩が亡くなり、お通夜へ。
この業界をつくった先駆者の一人でもあり、モノづくりが出来る人が
最も尊敬され、力のあった正しい時代を貫いてきた。
数年前紹介され、そのセンスのいいこと、勢いのある姿、圧倒され憧れを持った。
クリエーターとは、そう、胸を張ってセンスを真向に。
手紙も額面溢れんばかりの絵と文字。いまだに記憶に残っているインパクト。
受けつなげばこのエネルギー、クリエイターが尊敬、憧れから遠くなる中、
今一度、真っ向勝負。

夜は三谷にて、主人と問答しながら食。
サンマいまいちな時、いわし。これまたいいセンス。
秋の走り、夏の終わりに。
熱いせいか、いつものようには行かぬが、哀は感じる。
本日の気分か、松葉ガニの走り。ウニ和えをしばしこくこく堪能。
ねぎとろはまさにねぎとり。とろりとまったり余韻が走る。
ワイン、日本酒、好き放題。主人にマリアージュさせていただく。
その中でチョット気になることは、一言二言。
ここがわかってくれるから、ここは伸びるよ、これからも。
イマ予約が3月中旬までいっぱいというのだから、いいね。
それにしても主人謙虚。ここだね、ポイント。
美食美事美品に、そして美人に。男も女も美しく生きる。

<今日のホスピタリティ vol.819>
美しく生きる。あらためて勇気である。意ということを魅せることは。


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このページは、naitoが2010年8月30日 16:02に書いたブログ記事です。

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